概念の味[2020/3/25]
・こんにちは。はまです。
・突然ですがみなさんはウォシュレットのパワー設定、最強で使ったことありますか?
・僕はあります。というか今日使った。
・前の人が最強設定で使用した後だったらしく、気づかずにスイッチを入れたらそりゃあもう、すごかった。
・あの強さ、やばくないですか?とんでもない剛の肛門の持ち主が開発したにちがいない。そして今日僕の前にトイレを使った人もまた、とんでもない剛の肛門の持ち主だ。
・でも思えば、そもそもウォシュレットの強さにおける「ふつう」とは誰が定めるのだろうか。僕の思う「ふつう」は、開発者や僕の前にトイレを使った人にとっては「弱」なのかもしれない。
・もしかして、剛の肛門ニスト(こうもにすと)が開発したのではなく、僕が柔の肛門ニスト(こうもにすと)だったのか…?
・肛門ニスト(こうもにすと)ってなんですか?
・春感じちゃお、と思って昼休みに桜味の某(なにがし)を飲みながら散歩した。
・桜味って、なに?
・桜食べたことないからわかんないけど、桜ってあんな味じゃないよね?桜って食えるの?食えなくない?
・さてはブルーハワイとかと同じ、「概念の味」の類い?出身大学は?彼氏はいる?調べてみました!
・ほーーんなるほど。桜味の正体は「さくらもちの風味」のことで、その「さくらもちの風味」の正体は何かというと、桜の葉を塩漬けにしたときに出てくる「クマリン」という成分の匂い、らしい。
・クマリン、かわいい。
・そもそもさくらもちの桜部分ってあの葉っぱだったのね。ピンク色はただの着色料だったとは。そして桜味の正体は、味ではなく匂いだったとは。
・この世、あいかわらず奥が深いねえ。また賢くなってしまった。
・角煮丼が食いてえな。不要不急の外出を禁じられた今、人はみな角煮丼を作るべきなのではないか?
・決めた。今週末おれは、角煮丼を作るぞ。うおおおおおおおお