インモラル[2020/3/13]
・こんにちは。はまです。
・今日は13日の金曜日です。
・あの有名なジェイソンが出てくる映画「13日の金曜日」、教養としてみておこうかなと思って大学生のころに観たことがある。そして、死ぬほど面白くなかったような記憶がある。古い作品ゆえの映像のしょぼさとかもあったけど、それ以上に内容がいまいちだった、ような記憶がある。
・実際のところ、「面白くなかった」という感想を抱いたことは覚えているけど内容についてはほとんど覚えていない。なんかキャンプ場みたいな場所が舞台でジェイソンが大暴れしてた気がする程度の記憶で、細かい展開などについての記憶が完全に無い。
・面白くなかったという感想の記憶はあるけど、内容の記憶が無いので自分の感想にも次第に自信がなくなってくる。だってあれだけビッグネームの作品が面白くないわけなくない?僕の感想(の記憶)は何かの間違いで、本当は面白いんだろ?なあ!と思っている。
・というわけなので、今一度自分の目で確かめなきゃなという感情をずっと負債のようにかかえ続けていて、13日の金曜日が訪れるたびに「もっかい観てえなぁ、でももっかい観てやっぱり面白くなかったら最悪だなぁ」と苛まれつづけているのである。
今月の「13日の金曜日」は自粛することになりました。 pic.twitter.com/SaK4Ydjp97
— すえきち (@suekichiii) 2020年3月10日
・そんな「13日の金曜日」だけど今月は開催自粛とのことなので、今月は苛まれずに済んだ。このツイート、めちゃくちゃいいよね。
・完璧に誰も傷つかない内容で、コロナ騒動でずんとした空気を小さく笑いに変えている。30万いいねを超えていながら、批判的なリプは(当然だけど)皆無だ。すごい。
・誰も傷つけない笑いは当然正義だけど、それと同時に「インモラルな笑い」も愛していきたいという気持ちも自分の中にはけっこうある。
・なぜなら、インモラルな笑いを「言えるか」や「ウケるか」ということは、概ね発信者と受け取り手の関係性によって決定されるから。
・「インモラルな笑い」の中でも最も簡単なものが下ネタだけど、例えば知らん人がうんこちんこガハハと騒いでいたら、多分全く笑えないと思う。
・でも、仲がいい人とうんこちんこガハハと言って酒を飲むのは最高に楽しい。
・つまり「インモラルな笑い」は、お互いを許しあえる関係性を内包している。そういう許し許される優しさの上に成り立つのがうんこちんこガハハであり、「インモラルな笑い」が内包する「許し」のことが僕は好きなのだ。
・僕はこの日記を読んでくれているあなたを許し、信頼した上でうんこちんこガハハと発信している。なのでこれを読んでくれているあなたも僕を許し、うんこちんこガハハと笑う。そういうのを幸せって言うんだよ。違うかい?
・うんこちんこガハハの話、やめません?
・昼休みに徘徊していたら、令和だというのに道端にエッチな本が落ちていた。僕はもうめっきり電子書籍派に移行しつつあるけど、これだから紙の本はやめられないんだよな。